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国家 I 種渡辺ゼミ
平成14年合格者N君
渡辺ゼミで確実に上位合格しよう!

渡辺ゼミとの出会い

 公務員試験に向けて勉強を開始した当初、私は勉強の仕方を模索し、非常に戸惑っていました。というのも、私の大学(東大)での勉強というのは「学部試験を乗り切る」勉強でしかなかったことに気づいたからです。

 法学部の授業が始まった2年生の頃、サークル活動に夢中になっていた私は、勉強の絶対量という点に関して友人たちに負けていました。私の勉強というのは、いわゆる「シケプリ(学内に出まわっている試験対策用プリント)」に頼って、試験前に担当の先生の興味、関心に合わせた部分を重点的に押さえる、というものでした。当然、その頃の私の法律知識は基礎の部分が非常に手薄であって、いわば「小手先の勉強」とでも呼ぶべきものだったように思います。

 公務員試験の勉強を始めたのは、1次試験の行われるちょうど1年前です。そのころやっとこれを自覚し危機感に襲われた私は、今まで法学部で勉強してきたということを一度全部忘れ、もう一度基礎から勉強しなおすことを決意しました。そして、Wセミナーのブランチ校(御茶ノ水校)に通いながら必死で基礎固めに取り組んだのです。しかし、独りで黙々と勉強を続けて行く中で、自分がしている日々の勉強が正しいものであるのか、自分は他の人に比べて捗っているのか、本当にこのままで合格までたどり着けるのかといった不安は常に付きまといました。

 そんなときに、Wセミナーのパンフレットで渡辺ゼミの存在を知りました。「毎回、参加者の半数が最終合格」という驚異的な実績は、「公務員試験の受験は一度限り」と決めていた私に「ここで勉強すれば自信をもって受験に望める」という確信を持たせてくれ、私は迷わずゼミに入ることを決めました。その後、入ゼミ試験を経て、渡辺ゼミに参加させていただくことになったのですが、形式倍率の非常に高い公務員試験の中にあって、「倍率は実質2倍なのだ!」と考えて不要な悩みや不安をやわらげ、勉強に集中できたことは、後から考えると非常に大きなことだったように思います。

ゼミ I 期

  I 期は1次試験に向けての対策で、過去問演習が中心です。公務員試験では「過去問中心主義」とよく言われますが、1次択一試験は大学で勉強しただけではなかなか対応しきれない部分が多々ありますし、1次試験で上位合格するには、過去問を繰り返し解く中で、基礎的な知識を積み重ねて行くことが、最も大事なことだと個人的にも思います。

 授業は、渡辺先生が毎回一定の範囲を指定し、私たちはその範囲の問題、それから派生することに対して、何を聞かれても答えられるように予習するところから始まっています。もちろん、それでもいざ授業になって質問をされてみると答えられないこともあるわけですが、そのような姿勢を心がけて勉強することで、「ただ過去問を解けばよい」というような安易な気持ちにならなくてすみましたし、ある種ゲームのような感覚で楽しく勉強することも出来ました。

 この I 期は、過去問を演習して行く際のペースメーカーになってくれることはもちろんですが、自分だけで勉強していては気づかない問題のポイントや、本試験の傾向、本試験を受けるときの受験技術といったことを先生に教えていただきました。個人的には、ゼミ専用のノートを作り、授業の中で発見したり教えていただいた新しい論点や、受験に当たってのポイントなどを、すべてそのノートに書きこむようにしていました。自分で解いていた時の過去問のイメージが、ゼミが終わった後には若干違った印象になり、問題と問題が互いにリンクして感じられるようになっていたことは、今改めて考えてみると、そのような勉強の効果が着々と積み重ねられていた証拠だったのでしょう。

ゼミ II 期

  II 期こそが渡辺ゼミの最大の特徴だ、と私は思っています。というのも、大半の受験生が1次試験終了後に2次論文試験の対策を始めるのに対して、渡辺ゼミでは1次試験よりも早い4月から5月にかけて2次論文試験の対策を行います。これが II 期です。一般に、2次試験は1次試験に比べて軽視されがちですが、14年度を例に取ると、2次試験で1次試験合格者の約半数が不合格となるなど、決して軽視できるものではありません。しかも、1次試験後から2次試験の対策を始めて、万全の態勢を作るのは非常に困難であることを考えると、その意味で、渡辺ゼミは非常に手厚い対策プランが練られており、安心できるものでした。

  II 期では、一般的な論文の書き方から、問題のポイントを読み取る訓練、加えて憲法の佐藤説といった試験委員対策に至るまで、非常に内容の濃い授業が展開されます。論文試験の勉強は実際に書いてみることも大切ですが、その点についても毎回1問ずつ渡辺先生に添削していただけるので、他の受験生には想像もつかないくらいの回数の問題演習がこなせました。また、教材の内容も濃く、また、本試験の出題予想も適切ですから、短期間ですが、充実した学習が出来ると思います。私の場合、本試験に望む時に、渡辺先生のアドバイスをもとに自分で出題分野の予測を立てたのですが、本試験の4問中2問が的中するなど、効果は絶大でした。

合格のために

 以上に加えて、渡辺ゼミでは集団討論や教養試験対策など、公務員試験に必要な、ありとあらゆる事柄に対して指導が行われます。特に、教室にいる生徒を2グループに分けて行われる集団討論(例えば「政と官」の問題に対して、一方を「政治主導」を主張するグループ、もう一方を「官僚主導」を主張するグループとして、討論する)は、試験の対策を越えて、私の財産となったと感じています。

 渡辺ゼミに参加することによって得られる情報の量は、群を抜いている、ということも重要なメリットです。渡辺先生の長い受験指導生活とその中で生まれた人と人との繋がりが、このような豊富な情報の収集を可能にしているのであり、一朝一夕でなし得るものではありません。この豊富な情報のなかから、ゼミ生には一番信頼できるものだけが提供されるため、私は安心して受験に向かうことが出来ました。ゼミ生にはネットを通じて多数の情報が提供されることが多く、試験の直前まで常に「生きた情報」が得られるようになっています。

 また、渡辺ゼミには沢山の仲間がいます。同じように公務員を目指す人たちと、人生を左右するかけがえのない時期を共有することによって、沢山の不安を解消することが出来ますし、独学では絶対に得られない何かを得ることが出来ると思います。

 ぜひ、渡辺ゼミに参加して、合格を勝ち取ってください。

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